ブロンドリーフとは?シーシャの標準になっている葉
最終更新 2026.08.18 ・ KEMURI NOTE 編集部
ブロンドリーフは、明るい色のタバコ葉です。一般的には、作る途中で葉を洗ってニコチンを軽くしています。お店のメニューの大半はこれで、何も指定しなければ、たいていブロンドが出てきます。
どんな葉を、どう乾かしているのか
ブロンドリーフによく使われるのはバージニア種です。収穫した葉を、熱を送り込んだ乾燥室で1週間ほどかけて乾かす熱風乾燥(フルーキュアリング)で仕上げます。乾かし始めの数日で、葉の中のでんぷんが糖に変わります。熱風乾燥ではそこで温度を上げて葉の中の変化を止めるので、できた糖がそのまま残ります。残る量には幅があり、報告されているのは乾いた葉の重さの8〜30%です。
明るい黄金色になるのも、甘い土台になるのも、この乾かし方から来ています。自然に乾かすと、糖はそのあと何週間もかけて使われていき、葉も茶色く変わります。ダークリーフが濃い色なのは、この違いです。「ブロンド」はもともと髪の金色を指す言葉で、ここでは熱風で乾かした葉の明るい黄色みのことです。
洗う回数で、強さが変わる
もうひとつの分かれ道は、葉を洗うかどうかです。刻む前の葉を、水や湯に浸して洗います。このとき出た水にはニコチンが溶け出していて、そのぶん葉が軽くなります。洗う回数を増やすほど軽く、少ないほど強く仕上がります。2〜3回洗って、強さと吸いやすさの落としどころを探す作り手もいる、と紹介されています。
洗って乾かした葉から茎を取り、刻み、糖蜜・グリセリン・香料に漬け込んで寝かせたものが、お店で出てくるフレーバーです。グリセリンは煙の量を、蜜は保湿とコクを受け持ちます。
特徴:フレーバーの味が主役になる
洗って葉のクセとニコチンが抜けているぶん、蜜の甘さとフレーバーの香りが素直に前へ出ます。「レモンならレモンの味がする」を作りやすい葉です。
そのぶん、タバコらしいコクや「ガツン」とくる吸いごたえは控えめです。
同じブロンドリーフでも、強さはブランドによって幅があります。何回洗ったか、どこまで洗ったかは、多くのブランドが公開していません。
火の入れ方は、熱耐性で考える
葉の種類は、セッティングを決める出発点にはなります。ブロンドはふわっと詰めるものが多く、ダークは少し密度を高めて詰めるものが多い、というのが目安です。
ただ、実際に見るのはそのフレーバーの熱耐性です。熱を受け続けたときに、焦げたり香りが崩れたりせず、その状態をどれだけ維持できるか、という性質です。これは葉の種類だけでは決まりません。同じブロンドでも、少し密度を高めて詰めるよう勧められるフレーバーがあり、ダークでも熱をかけすぎると崩れやすいとされるものがあります。
熱耐性は、温度帯(香りがよく出る熱の高さ)とも別に見ます。たくさん熱が要るのに、急に熱を入れると崩れやすいとされるフレーバーもあるからです。どの高さで香りが出るかと、どこまで熱に耐えるかは、分けて考えます。
だから「ブロンドだからこのセッティング」ではなく、そのフレーバーの熱耐性に合わせて、詰め方・炭の置き方・立ち上げの時間を決めます。ふわっと詰めれば葉のあいだを熱い空気が通り、詰めれば葉から葉へゆっくり熱が伝わる、という違いは熱の入り方に書きました。パッケージや公式に作り方が書いてあれば、そちらを優先してください。
「ブロンドだから何度」と決めるのではなく、そのフレーバーの香りがよく出るところまで熱を入れて、焦げたり香りが飛んだりしない範囲で保つ。やっていることは、どの葉でも同じです。詰め方はパッキング、フレーバーごとの向き不向きはフレーバーの温度帯にまとめました。
登録フレーバー数の多いブランド
KEMURI NOTE には現在、ブロンドリーフのブランドが56ブランド・1,786フレーバー登録されています。フレーバー数の多い順に上位10ブランドを挙げます。
- JiBiAR(ジビアール)212フレーバー
- Samurai Blond(サムライ ブロンド)122フレーバー
- Starbuzz(スターバズ)102フレーバー
- Azure Gold Line(アズーア ゴールドライン)86フレーバー
- DOZAJ(ドザジ)79フレーバー
- Al Fakhamah(アルファハマ)72フレーバー
- Social Smoke(ソーシャルスモーク)65フレーバー
- afzal(アフザル)55フレーバー
- Ya Layl(ヤレイル)54フレーバー
- Golden Layalina(ゴールデンラヤリナ)53フレーバー
全ブランドはブランド一覧で葉の種類ごとに見られます。
初めての人に向いている理由
ニコチンが軽い
ニコチンに慣れていないうちは、軽い葉から始めるのが安全側です。ただ、気分が悪くなる原因はニコチンだけではありません(ヤニクラ)。
フレーバーの違いが分かりやすい
葉のクセが少ないぶん味の違いが素直に出るので、好みを見つけるのに向いています。
置いているお店が多い
たいていのお店のメニューの中心なので、お店をまたいで同じフレーバーを吸い比べやすい葉です。
それでもニコチンが気になる、今日は完全に軽くしたい、という場合は、タバコ葉を使わないノンニコチンという別の区分があります。こちらは葉の種類ではなく、土台から別物です。
次の一歩
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